- ICL手術後に格闘技など激しいスポーツはできますか?
- ランニングなどの軽い運動は、手術後1週間から可能ですが、格闘技や水泳など激しいスポーツは1ヶ月間お控えいただく必要があります。眼内コンタクトレンズを埋め込む手術であるため、顔に衝撃を受けるスポーツは術後すぐに行うと危険です。術後の過ごし方をしっかり理解した上でご検討ください。
- ICLは何年効果が持ちますか?
- ICLの効果は長期にわたり持続します。多くの方が10年後も裸眼で生活できる状態です。耐用年数も長く、お手入れの必要はありません。レンズは生体適合性の高いコラマー素材で作られており、術後にくもることや破損することはありません。ICLの効果は半永久的ですが、将来的に加齢により白内障などの目の病気が発生した場合は、レンズを取り外し治療が可能です。取り外し後にそのまま白内障手術も行えます。ICLのご検討は、web相談もご活用いただきお気軽にご相談ください。
- ICL(眼内コンタクトレンズ)は交換や取り出しが可能ですか?
- ICLは取り外し可能な眼内レンズを使用しています。万が一度数のずれが生じた場合や、ICL手術後に緑内障や白内障などの疾患が発生した場合でも、レンズの取り出しや交換が可能です。
- ICL手術で入院の必要はありますか?手術の流れを教えてください。
- ICL手術は両眼の場合30分程度で完了する日帰り手術です。入院の必要はありません。治療までの流れは、Web問診、適応検査から診察、レンズのご用意、手術となります。
- ICL手術後、カラーコンタクトレンズ(カラコン)を装用できますか?
- 術後1ヶ月たてば使用はできますが、カラーコンタクトレンズは酸素透過率が低いものが多く、着色部位によっては角膜や結膜を擦る可能性があります。目の安全を損なうリスクもあるため、正しい装用方法を守って使用することが重要です。
- 手術での痛みはないでしょうか?
- ICL手術はほぼ痛みを伴わない手術です。麻酔は目薬で施され、麻酔導入時や手術中もほぼ痛みは感じません。ただし、痛みの感じ方には個人差があり、痛みを感じやすい方や手術中に痛みがある場合は、手術前や手術途中で麻酔を追加することで痛みがないように対応します。また麻酔で痛みは取れますが、圧迫される感じや、触られている感覚は残ります。
- 高齢ですが、日帰り手術は大丈夫でしょうか?
- 白内障手術は手術時間も短く、体力的な消耗も少ないため、手術終了後数分の休憩で帰宅可能です。高齢者の場合、手術後の環境変化が大きな精神的負担となることもありますが、手術が終わって安心できる自宅に帰ることは、大きな安心につながります。日帰り手術の最大のメリットは、安心できるご自宅に帰れることです。
- 糖尿病の持病がありますが、日帰り白内障手術は大丈夫でしょうか。
- 糖尿病で血糖コントロールが不良の場合には、内科の医師と連携を取りながら、血糖状態に合わせて計画的に手術を行いますが、基本的には日帰り手術で対応できることがほとんどです。
- 白内障手術当日に付き添いは必要でしょうか。
- お帰りに問題のない方は、付き添いの必要はありません。帰宅に不安のある方は、付き添いの同伴をお願いしております。付き添いが難しい場合は、当院では送迎サービス(事前申し込み制)も行っております。専門スタッフが責任をもってお付き添いいたします。特殊な場合として、もう片方の目の視力が不良で手術後に眼帯をすると歩行が困難になると判断された場合は、眼帯をせずに保護メガネを装用し、見える状態でお帰り頂きます。
- 白内障手術後、眼帯はいつ外せるのでしょうか。
- 手術の翌日、診察時に眼帯を外します。眼帯装用は手術終了後から翌朝の診察までです。その後は1週間の間は、就寝時のみ眼帯をつけていただきます。