- HOME>
- 日帰り白内障手術の流れ
日帰り白内障手術の流れ
白内障手術は眼内レンズを使用して、濁った水晶体を取り除き、視力を改善する手術です。この手術は日帰りで行うことが多く、手術前の準備から手術後のケアまで、以下のような一連の流れになります。この手術の流れを通じて、白内障の効果的な治療と安全に早期回復を目指します。患者様お一人ひとりに最適なケアをご提供することを当院では大切にしています。
日帰り白内障手術の流れ
問診と精密検査
初診での問診では、患者様の具体的な症状や症状が始まった時期を詳しく聞き取ります。その情報を基に、視力の低下の度合いや白内障の進行具合を把握するための精密検査を行います。これにより、手術の必要性や適切な眼内レンズの選択が決定されます。
術前の追加検査
手術を決定した後、より詳細な精密検査を行い、眼内レンズの度数を決定します。この検査では、患者様の生活スタイルに合わせたレンズ選びを行い、単焦点レンズや多焦点レンズの選択を検討します。また、白内障以外の眼疾患の有無も確認します。
手術説明と眼内レンズの確定
手術の方法、期待できる結果、可能性のあるリスクについて詳しい説明を行います。この段階で患者様は手術に使用する眼内レンズの種類を最終決定します。手術数日前からは抗菌目薬の点眼を開始していただきます。
手術実施
手術は通常、片眼につき約10分で完了し、痛みは最小限に抑えられます。麻酔は目薬を使用し、当院では患者様がリラックスできるようサポート体制を整えています。
手術後のケアと注意点
手術直後はリカバリースペースでの短時間休息後に帰宅が可能ですが、安静にしていただくよう指導します。手術翌日には再診して、手術の結果と創部の状態を確認します。初日は目に負担をかける活動を避け、必要に応じて保護メガネを装着します。
定期的なフォローアップも重要になります
手術後も定期的に診察を受け、眼の状態を確認し、必要に応じて追加のケアを行います。点眼薬の使用や、日常生活での注意点（洗顔や洗髪時の水のかからないよう注意など）についても指導します。
